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リンパ節廓清でおなかが丸太に!

子宮体癌の手術を受けることになって、
何より気が重かったのが、リンパ節廓清でした。
後遺症のリンパ浮腫が出て脚が腫れあがったら、
趣味の山歩きができなくなってしまうからです。

しかも先生からもらった手術の説明書やネット情報を見ると、
リンパ節をとる時に他の臓器を傷つけたり、
神経を傷つけて、排尿障害を起こすリスクがあると書いてあるじゃないですか。
ますますリンパ節廓清は嫌だーと思ったものの、
悪性度が高いグレード3の場合は、
骨盤と腹部のリンパ節廓清をするのが標準治療とされていて、
それでも嫌ですと、断る勇気はありませんでした。

幸い、先生に排尿障害のことをたずねてみると
「そんな心配はまずない」と、はっきりおっしゃってくれて、
少し安心したのですが……。

手術が終わると、私のお腹は通り道を失ったリンパ液がたまって、
まるで丸太のよう。
鎮痛剤のおかげで術後の痛みはほとんど感じなかったので、
結局一番つらかったのが、このお腹にたまったリンパ液でした。
身体をおこすと、リンパ液がどーんと下がり、
下腹部が重だるくて、なんとも不快でしんどいのです。

持参した下着はゴムが食い込むので使いものにならず。
病院のコンビニで買ってきた、昔ながらの白くてでかいLサイズの、
いわゆるズロースでさえきつくて、ゴムが腹部にあたらないよう、
折り返してはいてました。
(先生が、「傷を見せて~」とやってきたときは恥ずかしかった……)

入院時にはいてきたジーンズははけないので、
退院する時は、ゆるめのキュロットを夫に持ってきてもらって
ファスナー全開にして上着で隠して帰りました。

家に帰ってネットでいろいろ見ていると、
入院時にマタニティ用の下着やタイツを持参したという記述があって、
これほど腫れるのなら、私もそうすればよかったと思いました。

先生によると、お腹にたまったリンパ液は、
2,3カ月すると脇道ができて自然に解消するということですが、
私の場合、家に帰って立っている時間が増えるとともに、
どんどん下りてきて、下腹がボヨーンとせり出して、
なおかつ垂れている!
鏡で見るとなんとも情けなくてガックリしましたが、
術後4週間がたった今は、あいかわらずボヨーンと出ているものの、
垂れているのはだいぶんとましになった……ような気がします。

リンパ浮腫は、一度なると治りにくいそうで、
術後1カ月くらいで出る人もいれば、
10年以上たってから出る人もいるのだとか。
つまり発症するしないにかかわらず、
この先ずっと、リンパ浮腫との付き合いは続いていくというわけです。


ウォーキングが浮腫の予防にいいと言われているので、
術後3週目あたりから、毎日3kmを目標に歩いています。
最初は、途中で何度か座って休んでいたけれど、
4週目くらいからは、休まず歩き続けられるようになりました。
まだ、手術前のようなスピードでは歩けないけどね。
いつもトレーニングのために登っていた城山まで、
疲れずに登れるようになることが目下の目標です。

ちなみに、術後に判明した、ステージⅠa、グレード2であれば、
子宮と卵巣の摘出のみで、リンパ節廓清の必要はなかったのです。
先生から「グレード1」と聞いた時は(術後最初の判定はG1で、さらに詳しく調べてG2となりました)
「えーっ。ラッキーですね!」
と、先生の手前、思わず喜んで見せた私ですが、
心の片隅で、「私のリンパ節、返して~」と叫んでいたのでした。

でも、とっちゃったものはしょうがないものね。
せっせと毎日歩いて、来春の山歩き復活を目指します。

<おまけ>
手術の傷跡、ちょっと見てみませんか?
術後4週間を経過した傷跡です。



c0038434_08371426.jpg

なんだか口みたいですね。
私は内視鏡手術だったので、これがおへその下にある一番大きな傷跡で、2cm弱くらい。
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左図が開腹手術を受けた場合の手術創で、みぞおちから恥骨の上まで、
かなり大きく切ることになります。
右図が内視鏡手術の場合で、おへそも含めて、6カ所を小さく切るだけなので、
術後の痛みも少なく、腸閉塞を起こすリスクも小さくなるそうです。
入院期間も、前者が術後1週間から10日かかるのに対して、
後者は4,5日と短期間で済みます。

一方で手術時間は、開腹なら5,6時間で済むそうだけど、
内視鏡は8~10時間とすごく長くなります。
先生には、「あなたはやせてるから8時間くらいで済みますよ」
って言われていたけど、結局10時間かかりました。
「ていねいにやったので」時間がかかったそうです~。

ただし、私のように腹部のリンパ節もとる場合の内視鏡手術は
先進医療をやっている病院でしか受けられないし、
保険適応にもなりません。
私は、たまたま私的な医療保険で先進医療特約をつけていたので、
保険で全額カバーできることになったけど、
自費だと80万円近くかかります。

先進医療というと、ガンの陽子線治療とかなんとか難しい言葉しか思い浮かばず、
自分には関係ないと思っていたけど、思いがけず役に立ってしまいました。
白内障手術で多焦点レンズを入れる場合も先進医療特約でカバーできるわけで、
意外と身近なものなんですね。














by mell1999 | 2018-11-30 22:06 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(2)

10年連用日記にしたわけは

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来年から始める10年連用日記を買いました。
これまで3年連用日記を2冊使ってきたのだけど、
前年、前々年の自分の行動が一目でわかるので、
面白いしとても便利です。
それで、来年からは10年連用にしたのです。
でも、少し前までは、10年は使いきれないかもしれないから、
5年連用日記にしようと思っていました。

というのも、9月末に子宮体癌がみつかったのです。
進行度を示すステージはⅠbで、CTやPETでも転移は認められなかったものの、
癌の悪性度を示すグレードが、3段階で最も悪いグレード3という結果でした。
ステージにかかわらず、グレード3というだけで、
再発リスクは高リスクということになるそうです。
なので、子宮と卵巣に加えて、骨盤リンパ節、傍大動脈リンパ節の廓清、大網切除、
術後は半年間の抗がん剤治療を受けることになりました。

そして、10月29日に手術をして11月3日に退院。
さあこれから抗がん剤治療だ~と、ウイッグのカタログを集め、
抗がん剤で味覚がマヒするからお正月のお節は買うしかないよねと、
すっかりその気になって準備を進めていたのですが、
術後に取った癌を詳しく検査したところ、
ステージⅠa、グレード2、再発リスクは低リスクという結果で、
抗がん剤治療は不要になったというわけです。

ステージがⅠbだと再発リスクは中リスクで抗がん剤治療が必要になるようで、
ぎりぎりセーフ。
まあ、低リスクと中リスクの差なんて、紙一重という感もありますが。
もちろん、抗がん剤治療を受けなくてよくなったことはすごくうれしく、本当にほっとしています。
子宮体癌は取って調べてみないと正確な進行度わからないと聞いていたんですが、
よもや術前検査よりもいい結果が出るとは思ってもみませんでした。
ちなみに、子宮体癌の診断・治療については、
北海道大学のPDFにすごくわかりやすく書かれています。

次回、リンパ節廓清のことを書きます。





by mell1999 | 2018-11-28 19:01 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(6)