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メルと歩けば

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カテゴリ:子宮体癌 リンパ節廓清( 6 )

風吹き岩へ


手術から2カ月。
下腹にたまったリンパ液は少しましになってきたし、
傷が治って、以前のように早足で歩けるくらい元気になってきたので、
思い切って風吹き岩(標高447m)まで歩いてきました。


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木の種類はわからないけど、赤い実がたくさんついて、花が咲いてるみたい。

クリスマスとあって、いつもは親子連れでにぎわうロックガーデンも
ほとんど人がいません。
おかげで、ゆっくりと登って行くことができました。

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風吹き岩に到着。
若い人は、サンタさんの帽子をかぶったり、
トナカイの角を頭につけて登ってました。
若ものは、山の楽しみ方も自由でいいな。

本当は年内に城山に登って、
1月中に風吹き岩というのが目標だったけど、
ひと月早く目標をクリアできました。

来月の目標は……このところひどくなってきた
ばね指を治すこと。
以前、親指を手術してもらった先生に、
相談に行ってこようと思ってます。
来年もお医者さんとは縁が切れそうにないわー。



by mell1999 | 2018-12-24 18:44 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(4)

叔母の紅ショウガの、不思議なお話

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母方の叔母はマメな人で、お漬物や梅干しを手作りしては私に送ってくれます。
紅ショウガも、毎年大きな瓶にいっぱい詰めて送ってくれるんですが、
去年の今頃の日記を見ていたら、気になることが書いてありました。

「紅ショウガのビンが、密閉してあるはずなのに尻もれする。
これは何かの予兆かも?」

思い出した。
冷蔵庫からビンを取り出すと、ビンを置いてあった場所に、
赤い輪ジミができてるんです。
ビンにひびが入ってるのなら、もっと漏れるはず。
おかしいなと思って大きなビニール袋に包んで入れておいても、
やっぱりビニールから漏れたように輪ジミができてる。
空気を入れて確認しても、ビニール袋には穴は開いてない。
新しい袋に替えてもやっぱり尻もれする……。

母方の実家は山奥の田舎なので、色々不思議な話が伝わってます。
みんなでお饅頭を食べていたら、一人だけ中のあんこの色が変色していた。
するとその人は数日後に亡くなった……とか、
ご飯をよそったら、なぜか一人だけご飯が黄色くなっていた。
するとその人は数日後に……とか。

今にして思えば、あの輪ジミは私の子宮体癌を知らせてくれていたのかも?
なーんて、真相はわかりませんが、今年の紅ショウガは大丈夫。
ちょっと不思議なお話でした。



by mell1999 | 2018-12-21 11:14 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(0)

城山散歩も再開

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今日は、退院後の最初の目標だった城山に登ってきました。
山と言っても標高262.1mしかないんですが、
我が家からだと、往復7km、約2時間で歩けるので、
体力づくりにはちょうどいい距離感の山なのです。

実は、退院後3週間の時にも一度登っていて、
その時は激しく疲れて頭痛を起こしてしまったんですが、
今度はずいぶんと楽に歩くことができました。

術後10日目くらいに初めて外に出た時は、
5分も歩くと気分が悪くなって肩で息をするありさまで、
こんなにも体力が落ちるものなのかとガックリきたんですが、
術後1カ月を過ぎたあたりから急に元気になってきました。

でも、いきなり無理をしてリンパ浮腫をおこしては元も子もないので、
少しずつ低山歩きで慣らして、リンパ節廓清をしても登山はできるよ、
(しかもアラ還のババです)と言えるようになれたらいいなと思っています。








by mell1999 | 2018-12-08 13:31 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(10)

病気と仕事のこと

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術後1カ月がたって、今はほぼ手術前の日常が戻っています。
水彩画教室も、年が明けたらまた始めることにして、
練習を開始しました。
術後1作目の花瓶とみかんです。

実は入院中、きっと暇だから絵日記を描こうと思い
小さなスケッチブックを持参していました。
けれど、身体を起こすとしんどくて、全くそんな意欲は湧かず、
スケッチブックは真っ白のまま持って帰ってきました。

仕事もしようと思ってタブレットも持ち込んでいました。
せっかく持ってきたのだからと少しだけやったものの、
家に帰ってよく見たら、文字数を大幅に間違えていて
全面的に書き直すはめに……。

癌が分かった時、仕事は断った方がいいのかと、かなり迷いました。
でも、その仕事先とは、2年前に母の胃がんで仕事を下りた経緯があって、
今度は自分が子宮がんでまた仕事やめます、
って言うのもなんだかなーと悩んでいるうちに資料が送られてきて、
ええい、もうやっちゃえ! となったのでした。

それに、テレビのニュースなどで、抗がん剤治療を受けながら
仕事をしている人の話は耳にしていたし、
まして、私の場合は家で資料を元に書く仕事だったので
きっとやれると思ったのです。

癌がわかってから手術までの間、
仕事に集中していると、病気のことを考えずにいられたので、
仕事があって本当によかったと思いました。

悪性度が高くて予後不良の癌とわかった時は(*)
10年後には、私は存在しないのかもな~、
まあ、成長を見守りたい子も孫もないし、
母とメルは見送って、父は施設に入ってくれたし、
心残りはないな~と、ちょっと投げやりな気持ちもあったんです。

でも、仕事をもらって、まだ少しは社会の役に立てるのかなと思うと
やっぱりもう少し元気でいたいと、大げさかもしれないけど、
生きる意欲がわきました。
なので、私に仕事をくださった編集者さんにはすごく感謝しています。
病気のことは全く言ってないんですけどね。

(*)術後の検査で低悪性度と判明しました。



by mell1999 | 2018-12-02 19:31 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(2)

リンパ節廓清でおなかが丸太に!

子宮体癌の手術を受けることになって、
何より気が重かったのが、リンパ節廓清でした。
後遺症のリンパ浮腫が出て脚が腫れあがったら、
趣味の山歩きができなくなってしまうからです。

しかも先生からもらった手術の説明書やネット情報を見ると、
リンパ節をとる時に他の臓器を傷つけたり、
神経を傷つけて、排尿障害を起こすリスクがあると書いてあるじゃないですか。
ますますリンパ節廓清は嫌だーと思ったものの、
悪性度が高いグレード3の場合は、
骨盤と腹部のリンパ節廓清をするのが標準治療とされていて、
それでも嫌ですと、断る勇気はありませんでした。

幸い、先生に排尿障害のことをたずねてみると
「そんな心配はまずない」と、はっきりおっしゃってくれて、
少し安心したのですが……。

手術が終わると、私のお腹は通り道を失ったリンパ液がたまって、
まるで丸太のよう。
鎮痛剤のおかげで術後の痛みはほとんど感じなかったので、
結局一番つらかったのが、このお腹にたまったリンパ液でした。
身体をおこすと、リンパ液がどーんと下がり、
下腹部が重だるくて、なんとも不快でしんどいのです。

持参した下着はゴムが食い込むので使いものにならず。
病院のコンビニで買ってきた、昔ながらの白くてでかいLサイズの、
いわゆるズロースでさえきつくて、ゴムが腹部にあたらないよう、
折り返してはいてました。
(先生が、「傷を見せて~」とやってきたときは恥ずかしかった……)

入院時にはいてきたジーンズははけないので、
退院する時は、ゆるめのキュロットを夫に持ってきてもらって
ファスナー全開にして上着で隠して帰りました。

家に帰ってネットでいろいろ見ていると、
入院時にマタニティ用の下着やタイツを持参したという記述があって、
これほど腫れるのなら、私もそうすればよかったと思いました。

先生によると、お腹にたまったリンパ液は、
2,3カ月すると脇道ができて自然に解消するということですが、
私の場合、家に帰って立っている時間が増えるとともに、
どんどん下りてきて、下腹がボヨーンとせり出して、
なおかつ垂れている!
鏡で見るとなんとも情けなくてガックリしましたが、
術後4週間がたった今は、あいかわらずボヨーンと出ているものの、
垂れているのはだいぶんとましになった……ような気がします。

リンパ浮腫は、一度なると治りにくいそうで、
術後1カ月くらいで出る人もいれば、
10年以上たってから出る人もいるのだとか。
つまり発症するしないにかかわらず、
この先ずっと、リンパ浮腫との付き合いは続いていくというわけです。


ウォーキングが浮腫の予防にいいと言われているので、
術後3週目あたりから、毎日3kmを目標に歩いています。
最初は、途中で何度か座って休んでいたけれど、
4週目くらいからは、休まず歩き続けられるようになりました。
まだ、手術前のようなスピードでは歩けないけどね。
いつもトレーニングのために登っていた城山まで、
疲れずに登れるようになることが目下の目標です。

ちなみに、術後に判明した、ステージⅠa、グレード2であれば、
子宮と卵巣の摘出のみで、リンパ節廓清の必要はなかったのです。
先生から「グレード1」と聞いた時は(術後最初の判定はG1で、さらに詳しく調べてG2となりました)
「えーっ。ラッキーですね!」
と、先生の手前、思わず喜んで見せた私ですが、
心の片隅で、「私のリンパ節、返して~」と叫んでいたのでした。

でも、とっちゃったものはしょうがないものね。
せっせと毎日歩いて、来春の山歩き復活を目指します。

<おまけ>
手術の傷跡、ちょっと見てみませんか?
術後4週間を経過した傷跡です。



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なんだか口みたいですね。
私は内視鏡手術だったので、これがおへその下にある一番大きな傷跡で、2cm弱くらい。
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左図が開腹手術を受けた場合の手術創で、みぞおちから恥骨の上まで、
かなり大きく切ることになります。
右図が内視鏡手術の場合で、おへそも含めて、6カ所を小さく切るだけなので、
術後の痛みも少なく、腸閉塞を起こすリスクも小さくなるそうです。
入院期間も、前者が術後1週間から10日かかるのに対して、
後者は4,5日と短期間で済みます。

一方で手術時間は、開腹なら5,6時間で済むそうだけど、
内視鏡は8~10時間とすごく長くなります。
先生には、「あなたはやせてるから8時間くらいで済みますよ」
って言われていたけど、結局10時間かかりました。
「ていねいにやったので」時間がかかったそうです~。

ただし、私のように腹部のリンパ節もとる場合の内視鏡手術は
先進医療をやっている病院でしか受けられないし、
保険適応にもなりません。
私は、たまたま私的な医療保険で先進医療特約をつけていたので、
保険で全額カバーできることになったけど、
自費だと80万円近くかかります。

先進医療というと、ガンの陽子線治療とかなんとか難しい言葉しか思い浮かばず、
自分には関係ないと思っていたけど、思いがけず役に立ってしまいました。
白内障手術で多焦点レンズを入れる場合も先進医療特約でカバーできるわけで、
意外と身近なものなんですね。














by mell1999 | 2018-11-30 22:06 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(2)

10年連用日記にしたわけは

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来年から始める10年連用日記を買いました。
これまで3年連用日記を2冊使ってきたのだけど、
前年、前々年の自分の行動が一目でわかるので、
面白いしとても便利です。
それで、来年からは10年連用にしたのです。
でも、少し前までは、10年は使いきれないかもしれないから、
5年連用日記にしようと思っていました。

というのも、9月末に子宮体癌がみつかったのです。
進行度を示すステージはⅠbで、CTやPETでも転移は認められなかったものの、
癌の悪性度を示すグレードが、3段階で最も悪いグレード3という結果でした。
ステージにかかわらず、グレード3というだけで、
再発リスクは高リスクということになるそうです。
なので、子宮と卵巣に加えて、骨盤リンパ節、傍大動脈リンパ節の廓清、大網切除、
術後は半年間の抗がん剤治療を受けることになりました。

そして、10月29日に手術をして11月3日に退院。
さあこれから抗がん剤治療だ~と、ウイッグのカタログを集め、
抗がん剤で味覚がマヒするからお正月のお節は買うしかないよねと、
すっかりその気になって準備を進めていたのですが、
術後に取った癌を詳しく検査したところ、
ステージⅠa、グレード2、再発リスクは低リスクという結果で、
抗がん剤治療は不要になったというわけです。

ステージがⅠbだと再発リスクは中リスクで抗がん剤治療が必要になるようで、
ぎりぎりセーフ。
まあ、低リスクと中リスクの差なんて、紙一重という感もありますが。
もちろん、抗がん剤治療を受けなくてよくなったことはすごくうれしく、本当にほっとしています。
子宮体癌は取って調べてみないと正確な進行度わからないと聞いていたんですが、
よもや術前検査よりもいい結果が出るとは思ってもみませんでした。
ちなみに、子宮体癌の診断・治療については、
北海道大学のPDFにすごくわかりやすく書かれています。

次回、リンパ節廓清のことを書きます。





by mell1999 | 2018-11-28 19:01 | 子宮体癌 リンパ節廓清 | Comments(6)