今回の絵画教室のお題は「季節の花」。
花を描く前に、地模様紙の作り方を教わりました。
これが先生が作ってくれた地模様紙。
背景の代わりに、先に画用紙に模様をつけておくんですね。
作り方です。最初に画用紙の裏全体に刷毛で水を塗ります。
水を吸った紙がそってきたら、表に返して、表側も全体に水を塗ります。
(水を塗るときの刷毛目にそって絵具が広がるので、中心から外に向けて塗る)
これで、そり返りが戻ります。
表に塗った水が乾かないうちに、薄く溶いた絵具を筆に吸わせて、
画用紙の上に散らしていくと、絵の具がにじんで、いい感じに模様になります。
黄と紫、オレンジと青、緑と赤というように、補色関係にある2色で作るのがいいそうです。
で、習ったことを早速忘れて、青と赤で作ってしまった地模様紙に、
ヒヤシンスを描きました。
当初、ヒヤシンスを描こうと思ったものの、花が多すぎて、
下書きをしているうちに嫌になってしまって断念。
これならと、アネモネを買ってきたところ、今度は描いているうちに、
花びらがどんどん開いていくではないですか。
色を塗る頃にはすっかり形が変わってしまって、これまた断念。
結局元に戻って、ヒヤシンスを描きました。
バラやトルコキキョウ、ガーベラなどは、花びらが何枚も重なって難しそうだし、
スイートピーだけでちょっと寂しい。
今の自分に描くことができるお花を選ぶのって、なんとも難しいものです。