久しぶりに日曜市をのぞいてみたら、秋の味覚がたくさん並んでいた。
あけびは見るたびに心ひかれるけれど、見る楽しさほどには口にはおいしくないので、写真を撮るだけ。以前、関西のスーパーで買ったあけびはもっと色鮮やかな紫だったのに、こちらはあせたような紫色。ひょっとしたら、以前買ったのは自生したものではなく、栽培ものだったのだろうか。
お次は四方竹(シホウチク)。秋に竹の子が採れるだなんて、高知に来るまで知らなかった。切り口が四角に近いことからこの名前がついたのだそうだ。
ゆでたものを買って、サラダと煮物して食べた。シャキシャキとした歯ざわりに、ちょっぴり苦味があって、とてもおいしい。
もう少し太い四方竹になると、穴に寿司飯を詰めて一口寿司にして食べたりもする(いや、私はもっぱら買ってくるけど)。
これはハヤト瓜。でもこちらでは、チャーテの名前で売られていることが多い。これも高知で初めて見た野菜だ。
「豚肉と炒めるとうんとおいしいよ」とお店のおばさんに言われて、6個も購入。なんと、全部で2kgもあるのにたったの200円。
でも結局夕食の一品にはせず、すべて半分に割って塩漬けにしてしまった。
実は初夏に漬けておいた白瓜の粕漬けがとってもおいしくできたので、味をしめて、これも粕漬けにすることにしたのだ。
帰省の折に少し持って帰って両親にも食べてもらったところ、「見た目も味も、おばあちゃんの粕漬けによく似ている」とお墨付きをもらって、おおいに気をよくしているというわけ。
作り方はネットでみつけた
「かほるおばさん直伝の瓜の粕漬けの作り方」を参考にした。このかほるおばさんは塩尻の方らしいのに、滋賀県の祖母が作った粕漬けと同じような味になるのが不思議だ。