9月に入ってすぐに母が体調をくずし、
たびたび実家詣でをしていました。
幸い、近所のかかりつけ医に点滴に通ううちに回復して
先週あたりからは微熱もおさまり
家事もできるようになったみたいでほっと一安心。
高齢で心臓も悪いので、いつ何があってもおかしくないと思っているし
「延命処置はしないでほしい」という母の気持ちも尊重するつもりです。
でも、高熱で声も出なくなった母を見た時は、
すぐにでも大きな病院で見てもらったほうがいいのではと
オタオタしてしまいました。
母に言わせると、
「大きな病院に行ったら即入院させられて、
動かないでいるうちにかえって体が弱ってしまう」
ってことだそうです。
確かにそうかもしれないけど、
万が一もっと悪化していたらどうなったことやら。
最近はすっかり食が細くなって、
だんだん枯れていくような母を見ていると心配でならないのですが、
「枯れるように逝く」というのが母の理想だそうで、
少なからず私も年とったらそうありたいと思わなくもないので
なんとも言えません。
老いとともに、いろんなことが不自由になっていく親の姿を見るにつけ、
自分の30年後の姿を教えてくれてるんだなと思います。
私が山歩きを始めたのも、
母の足がどんどん弱っていくのを見て
こりゃ鍛えておかなあかんと思ったから。
そう考えると、いくつになってもほんとに親はありがたいものです。
ようやく秋らしいくなってきて山歩きもこれからが本番。
体力をつけるため、週2ペースの城山散歩も復活です。
このところの雨のおかげで、山ではキノコがあっちこっちにはえてました。
かわいいマッシュルームみたいなのも。
でもこれもきっと毒キノコよね。
目だけで楽しんでおきます。