この数カ月、散歩のたびにひどく濁った変なよだれを垂らしていたメルですが、
先週末あたりから急に出なくなったなと思ったら、
なんと右下の犬歯が抜けていました。
メルは何年も前からひどい歯周病で、
犬歯がぐらぐらになっていたのです。
でも、高齢で麻酔をかけることもできず、
「自然に抜けるのを待つしかないけど、犬歯は根が深いから
よっぽどひどくならないと自然には抜けませんよ」
と先生に言われていたのです。
つまりメルの歯周病は末期的症状なのね。
でも、グラグラしていたのが抜けて、
メルも少しすっきりしたようで、
口元を触るとめちゃめちゃ嫌がっていたのが
少しなら触らせてくれるようになりました。
左下の一本も早く抜けてくれるといいな~。
ちなみに、抜けた歯は飲み込んでしまったのか
どこにも見当たりません。
徘徊中の本日のメル。
名まえを読んでもアイコンタクトできず、
いつもきょときょとしているのでボケボケ写真ばかり。
頼みの綱の消化器サポートもついに食べなくなってしまって、
最近はまたササミとお芋とお豆腐を与えていますが、
またいつ「もうあきちゃったもんね~」となるか、
あるいはゲリピ―が復活するかとドキドキ。
病院の受付の方曰く、
「(血液検査が)こんな悪い数値で食欲があるのが不思議なくらい。
すごいねー」
「いえいえ、それほどでも~」なんて、喜んでいいのかどうなんだか。
お散歩もとぼとぼとしか歩けないけど、
リードをつけると喜んでしっぽを振るメルをみていると
まだまだ生きる意欲があるんだなーと、
愛おしくてならないのです。