西島秀俊主演の刑事ドラマ「MOZU」を毎週見ているんですが、
暴力シーンがえげつなくて、だんだん見るのが嫌になってきました。
昨日は特にひどかった~。
おかげで、昨夜は嫌な夢ばっかり。
ついには背中から刺される夢を見て、
「きゃー、こんなに突き刺さってるのにまだ生きてる~。
これは夢だ。目覚めなければ!」
と、ガバッと飛び起きたら汗びっしょりでした。
ああ、怖かった。
そんな嫌な気分も、この人の絵をみていると癒される。
京都高島屋で開かれている武井武雄の世界展で買った一筆箋。
こちらは絵葉書。
武井武雄は大正から昭和にかけて活躍した作家さんです。
こうした絵は当時の児童向けの雑誌に発表されたものだけど
ちっとも古さを感じない。
そして、大人が見ても心ときめきます。
とても多才な人で、ほかにも版画や玩具の制作、装丁、造本なども掛けています。
圧巻は「本の宝石」と呼ばれた
刊本作品。
一回ごとに異なる技法と素材を使って、絵も文もすべて自分で制作したそうです。
たとえば、パピルスで作った本は、パピルスの栽培から始めて4年がかりで作ったもの。
残念ながらどれもガラス越しにしか見られなかったけど、
一冊でもいいから手に取ってページを繰ることができたら、
どんなに素敵だろうと思いました。
19日までなのでもう日がないけど、
京都に行くついでがあったらぜひ。とってもお勧めです。