山友のAさんから花ユズをたくさんいただきました。
一才ユズとも言われ、よく庭植えにされているそうですが、
私は花ユズって初めて知りました。
ふだんお料理に使う本ユズよりも随分と小ぶりです。
香りも、本ユズに比べると劣るそうですが、
逆に果汁が多くてジャムに向いているとあったので、
早速作ってみました。
作業をはじめてすぐに、
しもたーと思いました。
なにしろ、めちゃめちゃ手間がかかります。
半分に割って果汁を絞り、種をとりだす。
袋と皮をわけて、袋は刻むかミキサーにかける。
皮は千切りにして4,5回ゆでこぼし苦みを抜く。
ここまでで1時間半くらい。
これが済んでやっと煮込み作業です。
材料の50%の砂糖と果汁、袋、皮をすべて鍋に投入。
種は、二重にしたお茶用の袋に入れて、一緒に煮詰めます。
こうすると種の外側についたペクチンも利用できるんだそうです。
ちょっと煮詰めすぎて焦がしてしまいましたが、
花ユズをほぼ丸ごと使ったユズマーマレードのできあがり。
お湯に溶かすと、ユズ茶にもなります。
酸味が強いのでお砂糖はもっと多くてもいいくらいでした。
本ユズのマーマレードも作ったことがありますが、
ジャムにするなら花ユズの方がおいしいかも。
手間はかかるけど、来年もまた作りたい味です。
(なんて、なにげに山友Aさんへアピール。
といっても、残念ながらAさんはこのブログを見ていないのでした)