そろそろスギ花粉の飛散がピークにきたようです。
今日は朝から猛烈なクシャミと目の痒みでもうボロボロ。
よくお笑い芸人さんが「ブワークショイ! コンチクショー」なんてやってますが、まさにあの状態。
オッサンくしゃみ連発で、ほんとにコンチクショーと言いたくなります。
被災地にもきっと花粉症の方がたくさんいらっしゃるでしょうね。
薬もティッシュも十分にはないだろうしと思うと、ほんとに気の毒です。
最近、たまに
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」をのぞくのですが、そこに、「ラジオは音楽を流してと現地(被災地)からメールがきた」とありました。
それを読んで、去年、自分史のお手伝いをさせていただいた90歳の男性のお話を思い出しました。その方が、シベリアに抑留された時のお話です。
食べるものもろくにない劣悪な環境の中、最初のうちは「あの店のうどんはおいしかった」とか「団子が食べたい」といった食べ物のことばかり話していたのが、2,3日すると、「ちょっと歌でもうたおうじゃないか」となってくる。
そして、1年もたつころには収容所の中に演芸中隊ができて芝居を上演したり、バイオリンの演奏会を開くほどだったというのです。
被災者といっても、おかれた状況は様々で、さらに、人それぞれ感じ方も違うので、ひとくくりにはできませんが、極限状況にあるからこそ、せめて音楽でも聴きたいという人もたくさんおられるのでしょうね。
私が被災地に贈りたい歌は、やっぱり藤澤ノリマサくんのこの歌「Prayer(祈り)」です。