以前にも行ったむら玄。ミシュランで1つ星をとったというので、夫が食べてみたいと言い出し、お昼にいってきました。
山の中にあるので、紅葉がめちゃめちゃきれい!
少し時間をずらして1時半ごろに行ったのに満席で、10組くらい待っていましたが、30分くらいで中に入ることができました。
その間、外で景色をたのしんだり写真を撮ったりしていたので、あっという間です。
草もの盆栽が3つほど飾られていました。
すっかり葉が落ちて、わびた感じがいいなあ。
さて、肝心のお蕎麦です。
私は前回ザルを食べて、全然足りなかったので、今回は少しでもお腹の足しにと、とろろ蕎麦をオーダーしました。
とろろの上に、青ノリと細かくした蕎麦の実がのっています。
蕎麦ももちろんだけど、このとろろが、香りとこくがあってさすがのおいしさでした。
夫はおろし蕎麦。大根も普通のではなく辛み大根が使われています。
ここのお蕎麦はそば粉100%だそうですが、そうとは思えないほど麺にコシがあります。
蕎麦の美味しさを味わうためにも、冬でもやっぱり冷たいお蕎麦がおすすめです。
ちなみに、前回来た時は外国車ばかり並んでいて、お客さんもびしっとした人が多くて、なんともお上品なお店やなあと思いましたが、今回は普通の国産車も結構並んでいます。うわさを聞いてやってきた風の、カジュアルな服装の人も多く見かけてほっとしたりして。
ミシュランをとって、かえって大衆化したのかも。
それにしても、このお店の店員さんは、若くて美人で細くて背の高い女性ばかり。
白いシャツをパキッときて黒の長いソムリエエプロンをして、まあそのかっこいいこと。
ロケーション、建物、調度、そして働く人にまでオーナーの美意識が感じられるお店なのでした。