今月の
コープこうべ「piu」の「おうちごはん」は神戸の洋菓子店「ボックサン」のシェフに教えたいただいた「いちごのティラミス」。
が、今回初めて、家では作れませんでした。レシピの材料は6人分で、一人でこんなに食べられへんし仕事も忙しかったし…とまあ言い訳ですが。
でも、基本のスポンジだけは焼いてみましたよ。
シェフに教えていただいた通り、水あめ液を加えたら、ほんとにふんわりしっとり! プロのようなスポンジケーキが焼けました(で、一人で全部食べました~)。
今回で、14年続けてきたコープこうべのライターの仕事から離れることにしました。いろいろ理由はあるんですが、一番大きかったのは、最近衰えの進む両親をみにいってあげる時間を作りたかったことかな。
それと、私自身、そろそろテーマを絞って仕事をしたかったこともあります。そんなわけで、他にももう一か所、レギュラーの仕事を下りさせてもらうことにしました。
この14年間には楽しい仕事もたくさんさせていただきました。産地探訪という企画で北は北海道から沖縄まで、ついにはフィリピンにも取材に行かせていただきました。フィリピンでは、銃を持った護衛付きの取材だったんですよ。後にも先にも、あんな経験は二度とできないでしょう。
一体何を取材したのか気になりますよね。実は…ダイヤの原石の発掘作業です!
なーんて。ほんとはフィリピンバナナでした。
14年もやっていると、私のライフスタイルもずいぶん影響を受けています。今スポーツセンターに通っているのもコープの取材がきっかけだし、一時は布ぞうりづくりにはまったし、何より、日々のお買い物はやっぱりコープです。安全安心という意味でも、一生懸命作物を作ってくださっている農家の皆さんを応援するという意味でも。
で、今後どんな仕事をしたいかということですが、昨年、ご高齢の方の自分史を書く仕事をさせていただきました。時間がかかってすごく大変だったものの、お話を聞いてそれを一冊の本にするという仕事そのものは、とても楽しかったんです。
これからも、こんな仕事をやっていけたらいいなと思いました。
そんなことを、出版関係者の会合で話させていただいたら、なんと早速自分史の仕事の引き合いがありました。
まだ見積もりを出した段階で、仕事になるのかどうかお返事待ちですが、やりたいことは、口に出して言っておくもんですねえ。