ミニ盆栽を飾る時に、ちょっと小道具があるととても映えるんですけど、盆栽展などで売られているのはとても高いんです。
そこで目を付けたのが、夫の実家からもらってきたお節の重箱。一つは底をくりぬいて、もう一つはそのままで、濃いめの着色ニスを塗り重ねてみました。
上に乗せているのは姫シャクナゲと極姫ユキノシタの寄せ植え。左が姫コバンソウ、右がハクチョウゲです。
二つをぴったり重ねるとこんな感じ。
底をくり抜いた1段だけでも軽やかでいい感じです。姫コバンソウは、去年coketyさんにいただいた草の種がおちてあっちこっちの鉢に元気に育っています。
野原ではなんてことのない雑草ですけど、こうやって鉢に入れると思いのほかのかわいさ。緑の少ないこの時期には貴重な一鉢です。
それにしても、「塗る」っていうのは難しいですね。写真ではわかりにくいけど、実はムラムラでところどころに気泡も入ったりして、かなり雑なできです。
何より、塗り重ねるときは夏は2時間、冬場は6時間おいて、乾かしてから塗るようにと書かれているんですけど、イラチの私はそんなにまてないんですよ。
えーい、ムラもにじみも味のうちや~、とかいって、2時間もたたないうちに塗り重ねちゃいました。飾るのはいいけど、この塗りを見られたら、ひとめで私の雑な性格がわかるやろなあー。