夫の単身赴任で、久々の一人暮らしとなって、一番困ったのは食生活。これ、夫ではなく私がです。とにかく料理をする意欲がわかないんですよ。
せっかく一生懸命に作っても、全く無反応で黙々と食べるだけの夫に、いささかがっかりきてましたが、たとえ無反応でも食べてくれる人がいてこそ、作る意欲もわいてくるんだと改めて思い知りました(なんてケナゲな私)。
かといって、スーパーのお総菜は食指が動かず、しかたなく、シチューや煮物を作って、2,3日同じものを食べるという生活を続けていたら、食べることそのものがめんどくさくなってくる始末(なのになぜか体重増加! 甘いものだけはしっかり食べているもので…)。
一番問題なのは、野菜の摂取量が激減したこと。体調にもてきめんに現れます。これじゃーいかんと思っていたところ、お正月に実家で食べた自家製の浅漬けに、これや~と思いいたりました。
今まで浅漬けはスーパーで買っていたのですが、あまりおいしいと思えなかったんです。なら、自分で作ればいいんですよね。で、薄塩にして、サラダ感覚でバリバリ食べる。
早速漬物製造器を購入して小かぶとニンジンを漬けました。これなら手をかけなくても、野菜の種類を変えるだけで、目先も変わります。
よけいなゴミもでないし、残り野菜が利用できるし、環境にも家計にも優しいってこのこと~?
そして、新米主婦時代の愛読書、「NHKきょうの料理」のテキストも久方ぶりに購入。作りなれた料理には意欲がわかないものの、ふだん作ったことのない料理なら、チャレンジしてみようという気になるんです。
今月号はとくに、簡単でおいしそうな料理が満載。早速、小松菜とホタテのミルク煮を作ってみました。(ありあわせの材料で作ったので、実際は白菜とほうれんそうとニンジンのミルク煮になっています)
ほかにも試してみたいお料理がいくつも載っていて、しばらくは料理作りの意欲が持続しそう。
今年の私の食卓は、野菜生活をテーマにがんばりますぞ。