メルは4歳で白内障が見つかって、今は進行を遅らせる効果があるといわれる目薬をさしています。動物病院には月に1回、目障の薬をもらい行くんですが、これまでお世話になっていた獣医さんはちょっと遠いので、「まあ、薬をもらうだけやし」と、近くの獣医さんに行ってみました。
そこで、先生から「手術をするのならいい先生を紹介しますよ」と言われ、ちょっと考え込んでます。
というのも、以前仕事で取材した獣医さんや、高知では腕がいいと評判だった獣医さんに「犬は鼻がきくから見えなくなってもそれほど不便はない。手術のリスクは人間と違って高いから、無理にすることはないよ」と言われていたからなんです。
でもあらためて「手術はどう?」と言われると、やっぱり見えないより見えた方がいいよなーと思うし、かといって失敗したらメルにしんどい思いをさせるだけやしと、迷い始めてしまいました。
しかもその「いい先生」がいるという動物病院は、うちから1kmほどのところにあるそうなんです。箕面に有名な先生がいることは知っていたんですが、ネットで調べると、こちらもそこそこ知られている先生のようです。
こんな近くにいるもの、何かの縁かなあ。あと2年で見えなくなったとして、それから後、何年も見えないまま暮すのもかわいそうやしなあ。
よし、手術しよう。
と思った次の瞬間には、いや~、メル的にはきっと手術はいややよ。リスクも高いっていうしなあー、と迷いは深まる一方。
は~どうしよう。一回話だけでも聞いてこようかな。でもそうすると、一気に手術の方に気持ちが傾く気もするなあ。
まあ、とりあえず今日明日の問題やないし、もうちょっと迷ってみます。