今年我が家で実がついた鉢は、コムラサキとヤブコウジだけ。そのコムラサキが、このところ色づいてきました。
去年買ったときは、たわわに実がついていたのに、今年はちょっと寂しい。
それでも、せっかくついた実を落とさないよう、水切れに気をつけ、台風が接近すれば、風があたらないところに避難させと、気遣ってきたのでした。
早春に咲く花に黄色が似合うように、秋の実りに紫はぴったりですね。
寄せ植え講座でつくった鉢のイヌビワは、この数日で一気に色づきました。
ビワというより、イチジクにそっくりです。
それにしても、イヌのつく植物名は多いですね。イヌタデ、イヌエンドウ、イヌケヤキ、イヌマキなどなど。
イヌが名前に付けられた理由は、①同じ仲間だけれどあまり役に立たない②卑しんでそう呼んだ③形状は似ているけれど、仲間ではない などだそう。
一段低く見られてイヌとつけられることが多いようですが、イヌビワなどは山野草愛好家には人気の植物なんですよね。
それに、「あまり役にたたない」「卑しんでそういう」っていうのはいかがなものか! ってここで憤慨してもしょうがないけど。
こんなところにも、「犬畜生」という意識の名残が見えますね。
夏の間、きれいな緑色をしていたツメレンゲは、花穂が上がって、鉄サビ色になってきました。
昨年購入したときの画像を見ると、緑色のまま花穂があがっています。
置き場所の環境によって色が変わるのでしょうか。
ツメレンゲは花が咲くとその株は枯れて、来春また、一回り大きくなって復活します。