このごろメルを散歩に連れていくと、決まって草の種がくっついてくる。これがまたとりにくいのなんのって。足の付け根のフワフワの毛に大量にからみついたときは、毛ごとカットするしかなかった。
その、にっくき草の種の正体がコヤツ! 棘を外向きにして種ができてるから、ちょっとふれただけで、犬の毛やパンツのすそにくっついてくる。
で、いつのまにか私たちは種の運び屋さんをさせられているのだ。まったく、なんてうまくできているんだろう。
これはナンキンハゼの種。熟すと外側の黒い殻がはじけて、中から白い実が出てくる。明後日のフラワーアレンジでクリスマスリースを作るので、それに使おうと思って、近くの大学の街路樹からいただいてきた。
犬を引っ張りながら、はさみでチョキチョキしているオバサンを学生たちはなんだと思っていたかな。いや~、全然目に入ってないよね。
これはノイバラの実。お散歩道にいっぱいできていたので、これもリースに使えるかもと思ってもらってきた。
ナンキンハゼもノイバラも、少し種をまいてみようかな。
お散歩道には、やはりリースによく使う、サンキライもはえている。でも、これは雄株なのか、全然実はなってなかった。
ツルだけでも使えるのかな。でも、サルトリイバラの別名(本名?)通り、するどい棘がいっぱい生えていて、うっかりしてるとちくっといきそう。
なにかリースに使える実はないかなあと目を皿のようにしてお散歩していたけれど、さすがにそうそうあるもんじゃないね。
最後はハゼの紅葉にしばしうっとり見とれて、今日のお散歩は終了! そろそろまた、森林公園に足を伸ばそうかな~。