メルと歩けば

mellpapi.exblog.jp
ブログトップ

ただ今勉強中

藤井4段の活躍で将棋が人気だそうですが、
私も最近、将棋を始めました。

といっても、私の場合、きっかけになったのは父の介護。
まあ、実質的な世話は同居の兄嫁がやってくれるので、
私がするのは部屋の掃除や病院のつきそい、
デイから帰宅後の見守りくらいなんですけどね。

家での父は、散歩どころか立ち上がるのさえ面倒くさがって、
ただぼーっとテレビをながめています。
ドラマは何年も前から理解できなくなっていて、
ニュースもわかっているのかどうか。
とにかくめまぐるしくチャンネルをかえるので、
一緒にみていると、イライラしてきます。

そんな父が唯一楽しめるのが将棋なんです。
私はというと、小学生のころに父に教えてもらった記憶はあるものの、
駒の動かし方さえ忘れています。
再び父に教えてもらいながらヨタヨタと始めたのですが、
どの駒をどこに指せばいいのか、さっぱりわかりません。

それでも父は楽しいようで、「ここにあれを指せ」「そこはこうせなあかん」
と私の駒を勝手に動かして、毎度勝たせてくれるのです。
さすがに面白くなくて、「私が考えて自分で指すから」
と言ってまともに勝負すると、あっという間にコテンパンにやられてしまいます。

父はアルツハイマー型の認知症で、今言ったことも忘れて同じ言葉や質問を繰り返します。
でも、古い記憶は残っていて、将棋は覚えているんですね。
私が小学校の時以来、父が将棋をしている姿は見たことがないので、
おそらく何十年もやっていなかったはず。
なのに、デイサービスに通いだして、同じ利用者の方と将棋を楽しむようになったのだから、
人間の記憶って不思議だなあと思います。

父の相手をするために成り行きで始めた将棋だけど、
やられっぱなしでははなはだ面白くない。
そこで、本を読んだり将棋アプリを使ったりして日々勉強中です。
やればやるほど、私って視野が狭いなあとため息がでますが、
父が将棋をさせるうちに、互角に戦えるくらいに上達できたらいいなあと思っています。








[PR]
by mell1999 | 2017-09-01 10:46 | 介護 | Comments(2)
Commented by 1go1ex at 2017-09-03 10:09
認知症のお父さんと将棋を指すとは、何て素敵なんでしょう。
お父さんが娘と将棋を指すのを楽しんでいる様子にじーんときてしまいます。
何十年も指していないのにちゃんと覚えているとは素晴らしい。
娘を勝たせてくれたり、まともに勝負しようとするとコテンパンにやっつけるだなんて、めちゃくちゃ賢いじゃないですか。
その相手をしているうちにもっと勉強しようという気になってきたそらまめさんもいいなあ。

将棋のような頭を使うゲームは認知症の予防にいいらしいですよ。
お父さんの認知症の進行をいくらかは止める役に立っているのでは?
そらまめさんの場合には予防に確実に役立ちますよ。
Commented by mell1999 at 2017-09-04 19:56
>わびさびさん
私も最近記憶力やとっさの判断力に不安が出てきたので
将棋で脳を活性化できたらいいなと思っています。
父方の祖母も認知症だったので、似るかもしれないと
まじで心配しています。

父のことは元気な頃はあまり好きではなかったんですが
認知症になってから付き合いやすくなって
介護に行くのも結構楽しんでいます。
これからもっと進行したら、そんなのんきなことは
言ってられなくなるでしょうけど、
今から心配してもしょうがないですもんね。