山陽自動車道沿いに連なる山々、「小野アルプス」を縦走してきました。
アルプスと言っても、最高峰の惣山(またの名を小野富士!?)でやっと198.9m。
120mから200mの8つの山の縦走コースが整備されていて
ちょっときつめのハイキングといった感じです。
林の中を歩いていると山陽自動車道の車の音が聞こえてきて、
街中の公園を散歩しているみたい。
とはいえ、低山ながら、8つの山を登ったり下りたりするので
けっこう歩きごたえがあります。
30分ほどで3つ目の山、愛宕山に到着。
例によって記念撮影。
スタート時は寒くていっぱい着込んでいたのに
このころにはもう暑くて!
脱げるだけ脱いでシャツ2枚に。
山道は頂上までほぼまっすぐについているので、
けっこう傾斜がきつくて息が切れます。
でも標高が低いだけに、15分くらい登りが続いて
あーしんどーと思う頃には山頂に到着。
途中の地蔵堂で一休みしてカロリー補給。
いつも歩き始めて1時間くらいしたら、何か口に入れるようにしています。
ちょっと食べると、それだけで疲れ方が違う気がするので。
こんな見晴らしのいいところも。
このあたりは溜め池があっちこっちにあります。
この日のコースのハイライト、紅山が見えてきた。
紅というよりオレンジっぽい苔が生えた岩場が
山頂までずーっと続いています。
ポールをザックに片付けているうちに、
先に登った二人組の姿がどんどん小さくなっていく。
私たちもいざゆかん~!
最初は立って歩けるけどだんだん傾斜がきつくなって
途中からは両手も使ってよじ登ります。
岩がデコボコしているので見た目よりも登りやすいものの、
もし靴が滑ったらなんて想像してちょっと怖くなる。
絶対に滑らないから大丈夫と信じてないと、
とても足を踏み出せません。
途中で小休止。
見下ろすとこんな感じです。
恐竜の背中みたい。
トロトロしていると怖くなってくるので最後はエイヤッと登りましたが、
両手両足で四足歩行していると、おサルになった気分でした。
横から見るとこんなです。
まるで滑り台ですね。
さすがに脚が疲れて、登り切って下りに入る時は
しばらく膝が笑っていました。
岩のパワースポットもありましたよ。
触れてエネルギーを感じるとリフレッシュするそうだけど何も感じず。
終点の鴨池に到着。
車2台できて、1台をスタート地点に、
もう1台をこの池に止めておいたので、
温泉のあるスタート地点までは車で楽々戻れました。
車1台だと、ここからまた延々2時間くらい歩いて戻ることになります。
ややっ! 巨大ネズミが~。
って、ヌートリアでした。
低山の縦走ながら、8つの山を登ったり下りたりするので歩きごたえがあって、
3時間足らずの山歩きでも結構疲れました。
最後はスタート地点にある白雲谷温泉で汗を流し、
併設のお店で地元の野菜を買ったりソフトクリームを食べたりと
お買い物も楽しんで帰ってきました。