ちょっと歩くとすぐに抱っこをおねだりするメルだけど、散歩をスタートした直後はというと、いまにも走り出しそうな勢いで、グングン歩いていく。
ところが昨日はなぜか、すぐに立ち止まったかと思うと、急に道端の草を食べ始めた。こんなところで草を食べるのは珍しいなあと見てみれば、どうもイネ科の雑草のよう。
「犬は胸焼けがするときにイネ科の雑草を食べる」なんて話をなにかで読んだ気がして、1,2本ならいいかと食べさせておいた。
で、今日である。散歩の途中、メルがくるくる回り始めたので、いつものごとくシッポを持ってウンチがでるのを待っていた(メルがウンチをすると、シッポの毛がウンチにつくので、必ずシッポを持ってあげることにしている)。
ところが、長いのがブラリンと下がったままなかなか落下しない。小さいウンチの時は、ぶら下がることもままあるけど、こんなに長いのが引力の法則に逆らうなんて……?
これは何かある! と、シゲシゲ観察してみると……なんと昨日メルが食べた長い葉っぱが、おしりとウンチをつないでいる~。
紙でつまんでえいと引っ張ると、「ヒーッ」とメルが鳴いて、消化されないままの、長い葉っぱがニョロリンと出てきたのでありました。
ヒーッ、じゃないよまったく。散歩中だったからよかったものの、お留守番をしているときにこんな事態になったら、パニくったメルはきっと、そこら中にお尻をこすりつけて……キャー!
汚くてすんません。
教訓:お留守番をさせる前の日は、くれぐれもイネ科の雑草を食べさせないこと。
お城の石垣にはユキノシタがたくさん咲いていた。今まで注意して見ることもなかったけれど、写真に撮ってみると意外にきれいな花だ。
それにしてもこの形。日曜市でよく売られている大文字草にそっくり。
と思ったら、大文字草ってユキノシタ科なんやー。