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メルと歩けば

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目尻にあかぎれ

 胃の調子が悪い時に、口角が切れてあかぎれのようになることってありますよね。 なんと、それが目尻にもできてしまいました。
 花粉症で目をこすったり眼薬を頻繁にさしたりしていたことが原因のようですが、今まで●十年生きてきて、こんなことは初めて。それだけ、お肌に潤いがなくなったってことでしょうかね。

 あかぎれといっても、幅3ミリほどのごく小さなもの。少ししみるくらいで痛みはなく、一度目は2日ほどでふさがりました。ところが、1週間ほどして再びパックリ。ひょっとして癖になってしまったのかも。

 再発の原因は、本を読んでいて、ウルウルしてしまったこと。近頃涙もろく、すぐ涙腺がゆるんでしまうんですよね。で、その本というのが、先日いった原画展で手に入れたこちら。
 
目尻にあかぎれ_c0038434_10581215.jpg
 人間の心と言葉を与えられた腹話術人形のげんちゃんとダイスケが、持ち主に幸せを運び、その代償として自分たちはただの腹話術人形にもどってしまうというお話です。

 物語は、ある老夫婦のもとに、人形のげんちゃんがやってくるところから始まります。おばあさんは、いっしょに散歩をしていた孫を交通事故で失い、以来、ショックで歩けなくなっています。そんなおばあさんを元気づけようと、おじいさんが腹話術を習い、このげんちゃんを注文したのです。

 「おばあさんは、早速デパートにいき、セーターやズボンをげんちゃんに買ってきました。すると、すっかり5歳の男の子のように変身したのでした。」
 人形に、亡くした孫を見るおばあさんの気持ちを想像してしまい、このくだりだけで早速ウルウル。あとは言わずもがなです。

 この本の作者の牧瀬かおるさんは、教師を退職したあと腹話術を習い始め、各地の施設などで演じていらっしゃるそうで、その体験からこの本が生まれたそうです。犬や花をテーマにした本など、すでに何作か原稿はできているのだとか。
「どれも自分の身の回りのことをテーマにしてるから、ぱーっと書けてしまうのよ」といとも簡単におっしゃいますが、身の回りのことをテーマにしても、書けない人には書けませんって。
 創作系はまったくだめな私には、ほんとにうらやましいお話でした。

 そして、この本のイラストは、同じ出版ネッツの仲間のKISAさんが描いておられます。KISAさんも多才な人で、この本をもとに語りライブもされています。
 
 このところ、なんとなく気分がさえなくて鬱々としていましたが、原画展で牧瀬さんやKISAさんのお話をうかがい、ちょっと元気が出た一日でした。
 
by mell1999 | 2009-04-26 10:59 | 雑感 | Comments(6)
Commented by とことこ at 2009-04-27 17:26 x
目尻大丈夫ですか?
ひどくなるときはお医者様にお薬もらった方がいいかもしれませんね。(私はお化粧品で赤くなったとき、自己流でこっそりステロイド入り軟膏を薄ーく塗っていました。1回で治っていました。真似しない方がいいですが・・・)
最近、私もすぐにうるうるしちゃいます。
何気ないニュースなんかでも、すぐになので、ときどき自分に苦笑いしてます。
Commented by mell1999 at 2009-04-27 23:13
>とことこさん
ありがとうございます。
なんとかまたくっついたみたい。あまり目を見開かないようにしてます~。
でも、忘れてうっかりこすっちゃうんですよね。

私もうるうるしながら自分につっこんでますよ。
「ここは泣くとこちゃうやろー!」なんて。
若い娘は「箸がころんでも笑う」なんて、いいましたが(古い?)
おばさんはさしずめ、「つまようじがころんでも泣く」ですわ~。
Commented by リンゴ at 2009-04-28 19:47 x
こんばんは、寒い日が続いていますね。
GWはごゆっくりご自宅ですか?

眼尻はきっと、、、花粉症のせいではないでしょうか。
(お年のせいでなく。。。^^;)

今年は結構、すさまじく私も 目薬や病院で
いただいたステロイド軟こうを使っていました。

それで皮膚も弱くなってしまったのかもしれませんよ。

今も少し、目が痒いです。大変な春になってしまいましたね。
Commented by 1go1ex at 2009-04-29 00:46
そらまめさん、涙腺は年と共にゆるくなるよね。でも、あかぎれみたいになるのは皮膚が炎症を起こしているのだと思うよ。
一度、皮膚科で診てもらっては? ステロイドを使うときはお医者さんに相談したほうがいいしね。顔の皮膚は薄いので、ステロイドを使うときはすごく気をつけないといけないのです(私は長年、湿疹が持病でステロイドを使っているし、一度、エステで顔の皮膚がひどく荒れたときも皮膚科でステロイドを処方してもらいました)。
なんとなく鬱々と…、それは更年期かも!? 自分で気分転換できるうちは大丈夫だけど、食欲が落ちたり、なんにもしたくなくなったり、出かけるのがうっとうしくて一日中家にいたい日がずっと続いたり、夜眠れなくなったりしたら、心療内科を受診するといいよ。
なーんて、私、お医者さんばかりすすめてるね。
Commented by mell1999 at 2009-04-29 22:13
>リンゴさん
ほんとにこの数日寒いですよね。
また電気ストーブや足温器のお世話になっています。
リンゴさんはGWはお忙しそうですね。
でも、商売繁盛でなによりです。

ようやくヒノキの花粉も終りに近づいているみたいですけど、
今年の春はほんとにえらいめにあいましたねー。
目尻のあかぎれもそのせいってことにしときますか。
ついでにシワや白髪がふえたものそのせいってことに…ならないか~!
Commented by mell1999 at 2009-04-29 22:17
>わびさびさん
やっぱり友人にも目尻が切れた人がいて、最終的に皮膚科にいったそうです。
私もまたなったら今度はいくしかないですねー。

確かに更年期ウツの前兆かもしれませんね。
先週後半はひどく落ち込んで、ずっと寝ていたい気分でした。
今週は取材で出掛けて人と話したりしたので、だいぶん気分がはれました。
ちょっと忙しいくらいの方がいいんでしょうね。